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第4話 久慈さんという人

ผู้เขียน: 心優(mihiro)
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-11-14 15:00:00

卓人のこと、大好きだった頃もあったのに……

じゃなきゃ結婚なんて決めない。

なのに、もう今は、憎しみしかない。

この数ヶ月間、ずっと不信感しかなかったからだろう。

それが確信になっただけ……

今頃になって、泣けて来た。

「ウウウッ」

──悔しい! なんだったんだろう、この3年間

卓人から何度も電話が入っていた。

メッセージも何通も……とりあえず、証拠として、

スクショを撮って、ブロックした!

しばらくすると、玄関の鍵を開ける音がして、

「ただいま〜」と、久慈さんが、帰って来られた。

慌てて涙を拭った。

「お帰りなさい! ありがとうございました」と、

玄関まで行くと、

「コレですよね?」と、

「はい! お世話おかけしました」とお礼を言った。

そして、

「美味しそうなシュークリームが売ってたので、おやつにしましょう」とおっしゃったので、驚いた。

「え?」

「ん? お嫌いですか? シュークリーム」と、おっしゃる。

「あ、いえ好きです」と、キョトンとした顔で言うと、

「良かった」と、満面の笑みを浮かべられた。

──こんなに優しい顔で笑われるんだ

と思った。

そう言えば、最初お会いした時から、話題が話題だったものだから、お互い笑顔なんてなかった。

初めて見る笑顔、優しくて爽やかな笑顔なんだ。

こちらも思わず笑顔になれた。

私も久慈さんの前で、初めて笑ったような気がする。

そして、お皿に乗せて出してくださった。

「はい、どうぞ」

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